くもんの宿題で、散々苦労しております。
早く終わらせれば遊べる時間が多くなるのに。
朝のうちにやっちゃえば、夜らくなのに。
いったいいつになったら時間の感覚が身に付くんだろう…
ということで、イライラが発生しまくり。
このイライラを納めるため幼児の時間に関する情報を集めてみました。
と、頭を悩ませているお父さんお母さん、いらっしゃいませんか?
私も絶賛悩み中の母です!
子どもって、早め早めの行動とか、計画立ててなんて考えてないですよね。
くもんの宿題なんて、出来るだけ先送りしようとするもんね…イライラする!
子どもに上手く行動してもらうよう促せる親ならば、こんな悩みはないでしょう。
子どもの扱いが下手な私は、この状態はいつまで続くのかとお先真っ暗な気分になりました。
ここを打開すべく、子どもの時間感覚はいつごろから育つのか調べてみました。
時計の読み方は小学校に入ってから習います。
ただ、就学前でもいろんな話の中で子どもにも時間的感覚がついていると感じられる表現を使ったりしますね。
「昨日これ食べたね」
「宿題終わったらあのDVD見たい」
「今度ディズニーランドに行ったときはあれしたい」
などなど、過去・未来を会話の中に登場させることが出来るようになっています。
ただし!
時計が読めるようになったりすることと、未来を見越して行動できるようになるということは別ものだそう。
7歳から9歳頃に時間の流れをつかむ感覚がついてくる(1週間~2週間)
10歳から12歳頃には1年先程度を見通せる力がつき、先のことを考えはじめる
だいたい小学校中学年~高学年の間に計画性をもって活動できるようになってくるんですね。
それまでの子どもはというと…
子どもは「今」がすべてで、未来のことは全部「明日」、過去のことは数週間前であっても「さっき」「昨日」といった、ものすごく大まかな時間感覚しかないことを理解しておきましょう。
ママテナ「子供の時間感覚を知ろう」高取しづか
子どもは「今」がすべて、ってまさに我が家の4歳児の状況!
これが幼児の特性とすれば、何度言ってもわからないのは当たり前。
分からない以前に、能力以上のものを求めすぎていました。
何度言ってもやらないのではなく、そもそも時間の感覚が未成熟!
感覚がなければ、「早くしなさい」すら子どもには意味不明
7歳くらいまでは何度言ってもダメなことにイライラするのは無意味です。
残念ながらこちらの意図するところが伝わっていないのですから…
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時間の感覚がないのなら、「あと10分」というのもわからないんですよね。
といったところで、10分が何なのかがわかりません。
ここはどのくらいが10分なのか、10分で何をするのかをはっきりさせておきましょう。
・どのくらいの時間か
・何をするのか/できるのか
・時間が過ぎたらどうするか
我が家の場合、DVDがみたいなど希望があった場合にタイマーを使っています。
とみられる時間と終わったらする行動を具体的に伝えています。
タイマーが鳴ったらタイマーを止めて、片付けるようになっています。
時には「まだ見たい」と言われますが、基本的には延長はなしで終了させています。
使っているタイマーはこちら。
幼児にも残り時間がわかりやすいです。
回すだけなので、4歳でも自分でセットできます。
Amazonや楽天で見かけなくなり、いまはYahoo!でしか買えないようです。
ので、同じようなつくりのものを探してこちら。
どれを使うにしても、残り時間が把握できるものだと子どもが理解しやすいようなのでおススメです。
7歳ころまでの子供には時間の感覚、概念がない!
ちょっとした衝撃をうけたこの事実。
でもこれを知っていれば、子どもへの対応も変えられます。
そして「言っても無駄は我が子だけじゃなかった」と親も気楽になりますよね??
「先にやったら楽だよ」という計画性を持たせるような働きかけはほぼ無意味ということですから、他に方法を考えないと!
起こっても無駄、親子関係にひびを入れるだけです。
子どもの特性を知ること、それに対して他のアプローチを考えることって大事ですね。
◇追記◇
その後、娘がタイマーが汚れたとき水洗いしてしまい壊れました…
電子機器はだいたい水洗いできないことを伝えていませんでしたから、こちらの落ち度ですね。
仕方なし。
その後、導入したのはこちらのタイマー。
目覚ましを活用しようと思ってはいませんでしたが、子どもはかなり気に入ってタイマーと時計とどちらも使っています。
詳しくはこちらの記事で。