前回「子供に本好きになってほしい」という理由を書き連ねました。
そして今更感がすごいですが、これから何を読んだか記録することにしました。
選ぶ基準はその時読みたい本。雑読です。
「これがおススメ!」と言われている本もいいですが、その時の気分で選ぶのもまた楽しいです。
1日2冊。1ヵ月で60冊を目指して、徐々に読む量を増やしていきたいと思います。
では、10月後半に読んだ本をご紹介!
今月下旬は図書館で21冊借りてきました。
最近はまったシリーズものと、子と親、それぞれが読みたい/借りたいものいくつかです。
おなかすいたあ。わにのロドリーゴはくちをとんがらかせ、チェッとしたをならしてぺったんぺったんおやつをさがしにいきました。
おススメ度
ワニのコドリーロはお腹が空いてしまい、自分で食べ物を探しにいくというお話。
皆が美味しいと教えてくれたものに挑戦しますが、口に合わずに困っているところ、お母さんが一言。
と新発見。私も勉強になりました。
絵のタッチが素朴で、寝る前の読み聞かせに長さもぴったり。
今日はちびうさの誕生日。「ぼくはもうおっきいんだ!」 プレゼントの赤い風船を持って、みんなでラビット・ワールドへおでかけです。
ところが、迷子になってしまい…。
おすすめ度
我が子とちびうさが重なる部分が多く、とってもかわいく感じます。
絵も丁寧に描かれていて、「ちびうさどこ?」と探すのも楽しいです。
あるひのこと、ママうさとパパうさにしかられたちびうさは、にもつをまとめていえをとびだしました。「ぼくはにげうさ。すきなことだけするんだもんね」ところが…。
おススメ度
こちらもかわいらしいちびうさ。
親が見守る中の家出ってどうなの?と思いましたが、家でしてからの出会いとその子とのやり取りは「ありそう!」って思える楽しいお話。
私はまいご!の方が好きですが、子どもはこちらも楽しいようです。
ぼくはおふろが大好き。あひるのプッカをつれてはいると、かめやペンギン、オットセイやくじらまで登場して……。子どもの空想の世界をのびのびと描いた絵本。
おすすめ度
初めて読んだとき、話の展開に驚きました。
次はなんだろうと思いながら読み聞かせをしました。
おふろが嫌いな子も、おふろに興味をもつかもしれない一冊です。
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あしたは、だいすきなおばあちゃんのたんじょうび。セラフィナは、ともだちといっしょに、おいわいのケーキをやこうとけいかくします。
ところが、くるまがどろにはまったり、ともだちがけがをしたり、つぎつぎとアクシデントにみまわれて…!ケーキはたんじょうかいにまにあうのでしょうか?
「ぞうのババール」シリーズの作家が描く、最高にコミカルで心あたたまるお話。
おすすめ度
結構な文字数です。見開きでこんな感じ。
ですが、そろそろ4歳になる娘はちゃんとお話を聞いていられました。
寝る前の読み聞かせで、これまで2回、眠くなって途中でやめています。
え?誰が眠くなったかって?
…私です!
後日「まだ全部読めてないね」と娘に言われ、体調万全に整えて臨みましたよ!
お友達とてんやわんやなんですが、なんとかおばあちゃんを喜ばせることが出来ます。
子どもならではの失敗もあり、読み聞かせているこっちもなごめます。
ねみちゃんの、ねずみくんへのプレゼント。なかなかうまくつつめません。こまっていると、友だちがやってきて手伝ってくれました。さて……。
おすすめ度
お友達が手伝ってくれるところ、いいですよね。
最後のところが面白いのですが…
1度読んだきりでもう一度とは言われないので、ヒットしなかったもようです。
親はかわいらしいなぁと思うお話なんですけどね。残念。
ねずみくんのお母さんが編んでくれたチョッキを、さるやライオンやぞうたちが次々に「いいチョッキだね。ちょっと着させて。すこしきついが似合うかな?」 チョッキはだんだん伸びていって…。小さな絵本シリーズでの再刊。
おすすめ度
せっかくのチョッキが大変なことになりますが、最後の挿絵を見ると結果オーライなのかなと思います。
と教えたいです。
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挑戦することの楽しさを描く、おなじみの「ぶたぬきくん」シリーズの第5弾。気球に乗って北極に到着した一行。氷の上を散歩していたら、後ろから怪しい影が…。一体何者!?
おすすめ度
娘が大好きなぶたぬきくんシリーズ!
いつもたぬきくんの器用さには驚きますが、今回も器用でした。
ただ、娘は同じシリーズの「ナースになっちゃった」とかの方が好きなようです。
卵をパカッ。「じゅう じゅう じゅう」とフライパンで焼いて目玉焼きのできあがり。ソーセージ、にんじんも「じゅう じゅう じゅう」と焼きます。次の場面では、「とろ とろ とろ」とボウルから何かがこぼれてきます。「これはなにかな?」。「じゅう じゅう じゅう」と焼いてできあがったのは、ホットケーキ! グラフィカルなフライパンの造形が魅力的な、おいしそうな食べ物絵本です。
おすすめ度
「こどものとも」の0歳からが対象の定期購読の本
娘のセレクトです。
平仮名が読めるようになったので、「読んで」といわずに自分で読んでいます。
文字が少なくて、文字が読めるようになった子供にはちょうど良いみたいです!
おすすめ度
図書館でこどものともを過去10年分借りてくる。
というブログを拝見しました。(どのブログか探せず…見つけたら追記します。)
なるほど、そういう本の借り方もありだよね!と早速真似をしてみました。
過年度の本は書庫にあったりして、スタッフの方にお願いしなければいけませんでした。
が、お願いするほどの価値あり!
なんといっても、季節感のあるお話が読み聞かせできるのです。
くもんで「かかし」が出てきたのですが、説明してもピンと来ていなかった娘。
「ちいさなかがくのとも」で田んぼの話があり、かかしも描かれていました。
そこで「これ、かかしだ!」と娘の脳内の情報がリンクしました。
あまり田んぼや畑がない地域に住んでいて、本物を見せることが難しいのですが、こういう絵本からも情報を与えてあげることができるんだと思いました。
絵本の読み聞かせは、読み聞かせている親にもいい影響があるそうです。
2008年5月6日のインターネット上の産経ニュースの記事によれば、読み聞かせ中の脳の働きを調べる実験が日本大学大学院総合科学研究科の泰羅雅登教授を中心とする研究チームによって行われ、この実験によって、初めて読み聞かせの効果が科学的に実証されました。
この実験の結果、読み聞かせ中に読み手である母親の脳では前頭前野が活発に働き、聞き手である子どもの脳では大脳辺縁系が活発に働いていることがわかりました。
前頭前野は、思考や創造力、コミュニケーション、感情のコントロールといった機能を司り、大脳辺縁系は喜怒哀楽を生み出し、その感情に基づいて基本的な行動を決めている部分です。
泰羅教授は大脳辺縁系を「心の脳」と呼び、「健やかに育っていくためには大脳辺縁系がよい働きかけを受け、情動が豊かになることが大切」と述べ、「子どもは読み聞かせを通じて、豊かな感情、情動がわき上がっているのだろう。脳は使うことで発達する。読み聞かせは、結果として子どもの豊かな感情を養い、『心の脳』が育つために役立っているのだろう」と分析しています。
一方、母親は一人で音読をしているときよりも子どもを相手に読んでいるときの方が前頭前野の活動がより活発で、特にコミュニケーションをとっているときによく活動する部分が働いていることが分かりました。泰羅教授は、「子どもも大人も、ともに楽しめることが読み聞かせの良さ。親が子どもの表情を見ながら、そして気持ちを考えながら話す言葉には、大きな力があるのだと思う。読み聞かせは親子の絆をつくる良い機会となるでしょう」とアドバイスしています。
引用元:http://www.p.u-tokyo.ac.jp/lab/ichikawa/johoka/2008/Group3/yomikikase_eikyou5.html
ひらがなだけだと読みにくかったりしますが、頭を使うので大変です。
ですが、読み聞かせによって思考・想像力、感情のコントロールをつかさどる部分が活発になるということは、子供が何かしたとき、子どもの気持ちを想像したり、自分の気持ちを上手くコントロールできるようになるかもしれないと思うと、どんどんやって行こう!とも思えますね。
また、読み聞かせによって、子どもとの時間を持つことで親子の信頼関係がよりよくなりそうです。
読書記録をするのはなかなか大変でしたが、今後も続けて行こうと思います!