数年前から意識して続けている読み聞かせ。
というか、すでに読み聞かせは生活の一部となり、図書館通いも習慣化されました。
でもでも。
という体験談がチラホラ。
えーーっ!!そうなの??
私は読み聞かせによって国語力を上げていきたいと思っていたのに…。
「読み聞かせ」って「読み聞かせるだけ」じゃダメなのかい?!
語彙力が向上するし、感情も豊かになり、親子で時間を過ごすことで愛情深くなります。
しかも読み手の親にもいい効果があって、うんぬんかんぬん・・・
とりあえず、いいことばかり聞いていましたよ。
でも一方で、
なんていう声もあります。
と思った次第です。
とくにシングルマザーBettyさんのブログも興味深く拝読しました。
Bettyさんはお子さんが0歳のころから、ブログ記事をアップした時点で9歳になるまで毎晩読み聞かせを続けられていたそうです。
すごい。母の鑑ですよ。
だがしかし、模範的な読み聞かせをされたBettyさんをもってしても「効果がなくて無駄」とおっしゃるように、読み聞かせをしただけで何かが出来るようになるわけではなさそうです。
そしてBettyさんがおっしゃるように、読み聞かせの対象である子どもたちの性質によるところも大きいと思います。
というか、個々の能力や読んだ絵本の内容によってもかなり違ってきそうですよね。
また、読み聞かせ以外の取り組みがどのくらい影響しているのかも分かりません。
東大理Ⅲの母といわれる、佐藤亮子さんはお子さんたちに読み聞かせをされていたそうです。
この佐藤さんの例を見ると、有効だとも思えます。
情報を集めれば集めるほど混乱しますが、わかったことはこちら。
読み聞かせに国語力向上の効果があるかどうかは結果論!
でも「やってみないとわからない」
効率を考えたらやらない方がいいかもしれません。
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読み聞かせの目的として、「国語力の向上」はあまり期待できないと感じました。
東大理Ⅲの母佐藤亮子さんの例を見れば「効果がある」と思えます。
まぁ佐藤亮子ママさん場合は読み聞かせ以外でも超人的なサポートをされていますから、そこまで含めての効果なんだと思います。
いろんな情報を総合的に見ると「読み聞かせによる効果」とされるものが、純粋に読み聞かせだけで形成されたとは考えにくいです。
とすると…
少々極端な考えですが、そんなことが頭をよぎったりします。
「読み聞かせ=国語力向上」と1つの視点のみで捉えたらそうかもしれません。
でも読み聞かせ、国語力だけのためにしていますか?
親子で絵本を読むのは、国語力のためだけではないですよね。
子どもが0歳のころの読み聞かせですでに「国語力の向上」を意識していましたか?
子どもが少しでも反応してくれるのが嬉しかった、ただそれだけで絵本を読んでませんでしたか?
私はそうでした。
それがいつしか「3歳までに○冊!」とか「読み聞かせの量が語彙力に比例する」などなど、キャッチーな言葉に踊らされるようになっていました。
期待していた国語力の向上が不確定ならば、読み聞かせの楽しいところだけに注目していきます。
我が家は4歳の娘がいます。
言葉も達者になり、好みも出てくるようになりました。
私も絵本についての記憶があまりないので、読み聞かせしながら絵本との出会いを楽しんでいます。
読み聞かせをしながら、
この本面白いねー
とか、
ぶたぬきくんだ!
とか、
何かしているときに「これあの絵本でもこうだった」
などなど、子どもと共有できる話題があるって本当にうれしいことですし、癒やされます。
保育園のお友達のお話を聞いたりもしますが、詳細が分からない事ばかり。
平日は遊べる時間も短いですから、それこそ「共有できる」を探すのは難しい。
それでも寝る前に絵本を読めば、一日一度は共有できることが作れるのです。
私はここに読み聞かせの効果を見出しました。
親子で共有情報と時間を重ねられること。
そして親が癒やされること!
話していると子どもの成長も感じます。
それだけでいいじゃない。
と、最近ようやく思えるようになりました。
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自分自身が国語が苦手だった(というレベルを超えて出来なかった)ので、子どもには絶対国語力を付けて欲しい!と思っていました。
でも、読み聞かせの情報を集めたりするなかで、正直何がいいかわからなくなりました。
「国語力が伸びる!」と、「読み聞かせしてたけど子どもは国語できません」という情報が混在していますから。
だったら本を読むという行為を純粋に楽しむだけで、世間で言われている効果については気にしない方がいいなと判断しました。
何事も親が楽しんでいる姿を見せるのが一番。
いまは本が身近に感じてもらえるようにしつつ、子どもと共有できる時間・お話を楽しんでいこうと思います!