新しい辞書を買ってはや数週間。
そう、気づけば全然使っていません。
「朝学習で何かを調べるような内容のプリントに取り組んでいない」ことが理由ですね。
より頻繁に辞書を使って欲しい。
これまでにテレビなどで見かけた、付箋がいっぱいの辞書を使っていた子どものように、我が子が辞書を使えるようになったらなぁ。
という気持ちがありました。
ちょっと前に友人が良いよと教えてくれたこの本。
教えてもらってすぐに購入したのにそのままでした。
ようやく読んでみたら、辞書に対する見方が変わりました!
といっても、「辞書を持っている=言葉を知っている」にはなりえない。
ではどうしたらよいか、というのを詳しく教えてくれます。
とにもかくにも、著者の方がどんな方なのかから確認します。
子どもに自ら学ぶ学習態度と語彙力、言語活用能力、読解力を圧倒的に高める「辞書引き学習法」の開発者・提唱者。
小学生向けの辞書の売り上げが近年飛躍的に伸びたのは、この学習法が知られるようになったからといわれ、新聞、テレビ、ラジオ等のマスコミ各社からも注目されるようになった。
立命館小学校時代は、新しい小学校のカタチを提案。辞書引き学習法も海外でも紹介されるようになった。
現在は、日本の教育改革はもとより、日本の教育技術の発信について関心を持っている。
Amazon:著書紹介参照
小学校の教諭から小学校教頭、小学校校長を経て、現在は大学教授をされています。
知育などに興味のある方はきっと一度は見たことのある辞書を両手に、満面の笑み!
イギリスやシンガポールなど、海外でもこの学習方法を紹介する講演活動をされています。
海外でも評価の高い辞書引き学習。
取り入れたらどんなことが起きるかしら?!
さっそくやり方をチェックしよう!
そう、新しく購入した辞書をくたくたになるまで使うべく、その方法を確認です!
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「はじめに」の部分で深谷さんがこう説明されています。
辞書引き学習のキーワードは「発見」です。知っている言葉を自分で見つけて、それまで知らなかった新しい意味を発見していくと、自然に言葉に対する興味がわいてきて、自分から進んで辞書を引くようになります。
自分から主体的に知識や技能を習得していく「自学の精神」が生まれてくるのです。
これが、辞書引き学習の哲学だと言えます。
辞書引き学習で子どもが見る見る変わる はじめに より
辞書が使えるようになることの先に、自学の精神が生まれるなんて!!!
学生時代に不真面目だった私は、社会人になってから苦労することが多く…
もうどれほど
と後悔したことか。
子どものうちに、というか、気が付いたら自学の精神が身についていたら、これほどの強みはないですよね。
さっそく始めたい!けど、どうやって??
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とりあえず、始めたい!と前のめり気味になってしまいました。
が、冷静に考えてみると「辞書を引く」なんて、子どもはあまり興味持てそうにないですよね。
深谷先生は「知っている言葉を探す」から始めると、どんどん言葉に興味を持つようになると教えてくださいます。
知っている言葉を探すって子どもにも簡単に取り組めそうじゃない🎵
難しいことかと思いましたが、我が家でも気軽に試せそうです!
※用意するものや付箋の書き方などの詳細は本でご確認ください。
しりとりでその気にさせました!!
そう、しりとり。
単純だけど、それこそ言葉を知らないとすぐに降参するしかないゲームです。
車の中や、お風呂でしりとりをするのですが、なかなか答えられない平仮名ってあるんですよね。
「ず」とか「る」とか。
そういった単語が出てきたときに、「後で調べよう!」と言って約束をしておきます。
もちろん手元にあればすぐ調べるのが良いのですが、外出中の暇つぶしなんかでやることが多いですから、その場で見られることのほうが少ないかも…
その後でも忘れずに調べてみたら、「ず、図形!」「頭蓋骨💀!こわーい」などと言いながら辞書を見ていました。
この姿を見て、我が子でも辞書引き学習できるかも!と思い、さっそく付箋を購入。
深谷さんは付箋ならなんでもよいと言われていますが、私は形から入るタイプなんです笑
と言ってその気にさせたらさっそく10個付箋を使いました。
10枚貼れた状態を見て、ご満悦。
「今日もやる!」と、翌朝も意気込んでいました!
習慣化目指します!
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ただそこにあるだけでは、まったく語彙力向上は望めないのですが、使い方を変えれば楽しめるようになることが分かりました。
「知ってる言葉を辞書で探す」
なんてまさに目から鱗です。これまで私の中には「辞書は知らない単語を引くもの」という固定観念があったのだと気づかされました。
自分では気づけない使い方。
子育ては先人たちの知恵を借りるに越したことはないですね。
まずは付箋1000枚貼ることが目標。
購入した付箋を使い切ったら1000枚です!って、結構あるよね…
数をこなすと辞書の使い方や説明文を読むこと、自分の興味のあることを調べるなど、使い方が見えてくるようです。
練習、と思うと嫌ですが、自然に取り組めるなら良いですよね!
今後辞書引き学習に取り組んでみて、レポート出来ればよいなと思っています。
取り組み方のQ&Aなども掲載されていますので、詳しくは本でご確認ください!!