公文教室を辞めて、おうち学習しています。
公文教室で払っていた月謝には届いていないと思いますが、我が家のおうち学習でかかる費用はいくらぐらいなのか気になったのでまとめてみました。
親が手を変え品を変え、試行錯誤で格闘する家庭学習。
「人に何かを教える」というのは外注した方が確実な気がするのですが、出来るうちは自宅でみたいし、成長を感じたい。
ということで、現状を検証してみます。
現在我が家はこぐま会のひとりでとっくん100シリーズでのプリント学習です。
これと無料公開されている平仮名の書きの練習プリントや、英語教材パルキッズのプリントを混ぜて毎日合計5枚ほどをこなしています。
こぐま会は1冊660円(税込)で、30ページ程度あります。
単純計算で1ページ22円とすると、1日につき66円のコストがかかっています。
1ヵ月30日とすると1,980円。
これを1年続けたら24,090円になります。
通信教育でもその程度のものがあるから、そっちでもよさそうですね。
Z会だともうちょっとお金がかかりますが、内容は充実。
試してみて、保護者に余力のある方向けかなと思いました。
感想はこちら→Z会の年中幼児向け教材をお試し。市販ドリルとの違いと感想
おうち学習と、我が家が通っていた公文教室、それとZ会を受講した場合も比較してみました。
学習形態 | 月のコスト | 年間コスト | 推定プリント数 |
自宅学習 | 1,980円 (66×30日) |
24,090円 | 1,095枚/年 (1日3枚の計算) |
くもん | 7,150円 | 85,800円 | 1,825枚/年 (1日5枚の計算) |
Z会 | 2,799円 (毎月払の時) |
33,588円 | 不明 |
それぞれ取り組む内容が違いますから一概にはいえませんが、コストだけ考えたら自宅学習がダントツ安いですね。
6万円あれば家族で優雅な1泊旅行などのお出かけができちゃうね。
くもんならではの良さもありますが、価格面だけで考えるとかなり割高な印象になりますね。
プリント1枚当たりで考えると割高感がかなり消えてきそうなので、計算してみます。
公文のプリントは両面印刷ですから、1枚で2枚分と考えた方がいいですね。
1日10枚がスタンダードと考えると、1枚11.8円です。
こぐま会でのおうち学習はだいたい1枚22円ですから、11.8円は安い!
Z会についてはプリント学習だけではないので何とも言えませんが、コスパは悪くないと思います。
おもちゃの付録がないので教材の管理もしやすそうですし、親と取り組む課題があると子供をやる気にさせますよね。
パッと見のコストはおうち学習の方が良さそうですが、よくよく計算してみると公文もいいですよね。
といっても、月謝の7150円は1教科分。
1日の宿題は1教科10枚だけど結構なボリュームですから、受講教科数は吟味する必要がありますね。
その点、おうち学習なら好きなもの・苦手なものやプリント枚数を親のさじ加減や子供の気分、体調で調節できるのは良いですね。
メリットデメリットをまとめます。
学習形態 | メリット | デメリット |
おうち学習 |
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外注 (公文教室) |
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4歳の娘の公文教室通いに思いのほか苦労しました。
教室での待ち時間はちょっとした息抜きになりましたが、ワーママだと家に帰ってすぐ送迎することになるので、夕食もバタバタ。
また教室から帰ってきてからも寝るまでの時間が少ないのでバタバタと、親子ともどもあわただしく過ごしてました。
やりたくない宿題をやらせるのも、だらだらしている子供の態度を見守るのも、かなり精神的に参ります。
子供も興味のないものに取り組むのは面白くもないし、勉強に意味を見出しているわけではないので、やりたく無い気持ちが全面にでます。
そこで親がグッとこらえられないとケンカになり…殺伐とした時間が流れることになります。
おうち学習に変えたあとは、「宿題提出」というプレッシャーから解放されて気楽になりました。
プリントの内容に苦手なものがあっても、「1枚だけ」と限定して取り組ませるようにすればぐずぐずすることもなくなりました
コツコツとプリント枚数を積み上げていくのが好きなような子は、公文はおすすめできます。
先生が見てくれる安心感もありますし、面談では子どもの良い点も教えてくれたりしたのでとても良い体験だったと思います。
あとは子供の性格とお財布に相談ですね。
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自分でテキストを用意したりするおうち学習だと、お金がかかっているのか見逃しがちです。
私も今回改めて認識出来ました。
いまの学習方法を続けるなら、以前やっていた絵本の定期購読を再開してもいいかなと思ったりしています。
基本は図書館ですけどね!