まだ私の中のアーノルド・ローベル祭りが終わっておりません。
娘は違う本に興味がある様子ですが…
と鼻息荒くしております。
図書館の閉館時間が短くなっており、平日予約した本の受け取りが難しいのですがなんとか取り置き期間内に行けるように頑張っています。
国語力はどうやって育めるのかと日々考えています。
勉強で必要になる国語力については、絵本(物語)を読むことだけではなかなか育たないのはわかりました。
そこで事実が書かれている本(図鑑など)を活用していくことが良いかなと思い、子どもが好きな動物系の写真本を積極的に選んでもらおうと誘導するようにしています!
今回は娘が貸し出し延長したいという本がいくつかあったので、結構な冊数でした。
が、前回紹介したものと同じになってもしょうがないので、新規に借りてきたもののみの紹介です!
まずは娘が選んだものから。
小さないきものたちの誕生や成長の様子を、大画面で展開する写真絵本。本書では、ヒキガエルが、卵からオタマジャクシ、カエルに変身する様子を写真で紹介。卵がゼリー状のひもから出てくる様子なども掲載。
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娘が気に入っている「うまれたよ!」シリーズ。
こちら事実が書かれている本なので、国語力アップにつながるかな、と最近このシリーズに期待を寄せています笑
写真なので、どういった生体なのかが分かりやすいです。
卵からオタマジャクシ、足が生えてカエルになっていく姿は何とも言えず不思議です。
葉っぱのうらの小さな小さな卵から小さな幼虫が生まれ、卵の殻や葉っぱを食べて、青虫、モンシロチョウに成長していくようすを鮮明な大画面の写真で紹介していきます。
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モンシロチョウの成長がわかります。
モンシロチョウの幼虫は緑だと思っていますよね。なんと、はじめは色が違うんですよ!
そんな豆知識も得られる一冊。
このシリーズは大人でもあまり知らないことがあり、子どもと一緒に新しい情報を発見できるのが楽しいです。
納豆づくりはシンプルだけどむずかしい!
大豆からなっとうができるまでをおいかける写真絵本。なっとうの名産地、水戸のなっとう屋さんと納豆作りに欠かせない、なっとう菌の研究所も取材します。
材料は大豆となっとう菌だけ。作業はシンプルながら、ていねいに行う細やかさと絶妙に加減する職人さんの感覚が必要。なっとうづくりはシンプルだけど難しい。Amazon 紹介ページ
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こちらも事実が丁寧に書かれている本です。
勉強で必要となる読解力は、理科の実験の手順を理解することなどがあります。
身近な食材がどうやって作られていくのか、ちょっとくらい興味をもってくれるかなぁ…
6歳にはちょっと高度かなとも思いますが、理科、社会分野の読解力育成の入門編としてよさそうです!
こちらについても大人が知らないこと、結構ありますよ。
大豆からすがたをかえてしょうゆになるまでがわかる迫力満点の写真絵本。江戸時代からつづくしょうゆ蔵を取材。
昔ながらの木樽仕込みで、手間と時間をかけて、ていねいに作られたしょうゆができるまでを追いかけます。Amazon 内容紹介ページ
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いつも使っている醤油がなにから、どのように作られているのかが分かる本。
自分の無知さ加減に呆れますが、子どもと一緒に楽しめると前向きにとらえます。
そう、子育てはポジティブシンキングが正義!
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このドア だれのドア? チョコチョコ チョコチョコ ありんこさん。
このドア だれのドア? ピョーン ピョーン かえるさん。
あ、次のドアの あの模様は……?
ドアをあけるたびに、すてきな仲間が出てくる ふしぎなドア。わくわく感を盛り上げる色鮮やかでポップな絵と、子どもとかけ合いながら読み進められる楽しい絵本です。楽譜つき!
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娘が選んできたのですが、2~3歳向けかなと思います。
色合いが鮮やか、イラストもユーモアがあるので、癒されます。
が、6歳児には短すぎました。笑
お天気のいい日はいつもお気に入りのどうぶつえんに出かけるマスターさん。どうぶつたちもマスターさんが大好き。だからどうぶつえんが閉まる時間になると悲しい気もちになります。ある日、ぞうが飼育係のポケットから鍵を取り出して…。 かわいいどうぶつたちとマスターさんが起こす大騒動! そして最後は心あたたまるお話しです。アーノルド・ローベルのデビュー作!
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はい、アーノルド・ローベルです!
どうぶつたちが好きなマスターさんと、マスターさんが好きなどうぶつたち。
お互いの気持ちは一つ!天気が良ければ毎日どうぶつえんに通うマスターさんに、とってもぴったりなお仕事が見つかるお話。
お話の展開がほっこりできて好きです。
おじいちゃんとどうくつで暮らす4匹のこぐまたち。おじいちゃんの本に書いてある”りっぱなくま”になろうと奮闘するのですが…。やんちゃなこぐまたちと真面目なおじいちゃんのユーモア溢れる楽しい絵本です。
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りっぱなくま、というのはどういう熊なのか。
おじいさんが教えようとした「立派」は実際に生きていくときに役立つのか。
大人が子どもに期待するものと、子ども自身の希望にギャップがあるんだよ、と教えられます。
子どもよりむしろ親がこれを忘れないように読むのがいいかもしれません。
さいきんおもしろいフクロウにあいましたか?
しりあいにとぼけたブタとかいますか?
せかいの子どもたちとおとなたちに愛されているアーノルド・ローベルが
おもいっきりゆかいなフクロウたちとブタたちをここによびあつめました。
ブタぶそくのよのなかにフクロウぶそくの日々にこのゆたかな一冊がこたえてくれます絵本ナビ 内容紹介ページ
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思ったより文章が長かった絵本。
私も娘もあまり面白い!という印象がなかったです。どうしてだろうか。
詩だからでしょうか。娘がもうちょっと大きくなったらまた借りてみます。
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いつのまにかすっかりくたびれたワニくんの家。
雨もりもものすごい!
そこで新しい家をさがしに出かけたワニくんですが、小さすぎたりお化けが出たり、へんてこな家ばかりで……。
理想の家は見つかるでしょうか。
ユーモアとあたたかさにあふれたワニくんの絵本。
『ワニくんのふしぎなよる』に登場した宇宙人も出てきます!絵本ナビ 内容紹介ページ
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ワニくんシリーズ。
家が古びてしまい、家探しをするのですが、なんとなく落ち着くと感じた家は…というお話展開。
我が子にも自分の家が一番だよね、と思ってもらえるような家にしたいと思いますが、最近手が回らず荒れ気味です…
ワニくんシリーズ、子どもも大人も楽しめる、優しい内容のお話です!
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出版元にも説明文が掲載されていませんでした。
2005年に出た工作の本です。
時代を感じる絵ですが、子どもには関係ない様子。
工作好きな娘は、あれこれ作りたがります。
工作用紙必須です!
読書が好きでも勉強の文章を読むが苦手、などの根本的な問題は何を問われているかが分からないこと。
なので、普段の読書にも理科・社会の要素を取り入れていくのは良いと思います。
事実のみが書かれた文章を理解できるようにするには、簡単な文章から徐々に慣れていくことが必要ですよね。
いきなり中学受験で出題されるような文章題をやれ、と言われるわけではないですから、親も取り組めます。
公立中学の受験問題、見てみたらかなりややこしいし、きちんと読み理解する力ないと絶対解けないと感じました。
逆にきちんと読み理解する力があれば解けるんです。(計算や図を読み解く速さはまた別として)
その力を小さいうちからつけられるように、読み聞かせも事実多めで取り組みます!
日本語の理解力についてはこちらの記事をどうぞ!