先日、学童の説明会に参加しました。
子どもが通う学童には「自習」の時間があるようで、
ただ、勉強の時間なので静かに行えるものに限ります。
と説明を受けました。
我が子は朝学習をおこなっていますが、だいたい親が隣に座っています。
なので
突然「一人で勉強する」とう状況になったらやるのかなぁ。
でも周りが勉強していたら、つられて取り組むんじゃないか?!?!
と不安と期待が入り乱れた何とも言えない気持ちです…
最近では取り組むプリントの順番を決めたり、問題文も自分で読んで答えるなど、自力で行えることも増えてきたなと成長を感じる部分はありました。
そこで、一人で取り組むのにぴったりな教材をあれこれ考えてみました。
小学1年生の教材選びに悩む。自習に向いているものはどれ?
学童で予定されている自習時間は1時間(春休みなど学校がない日)。
1時間のうちに、30分くらいは少し勉強要素が入ったもの、残りの時間は色塗りなどをして過ごすのがよいかなと考えました。
そう、自習もメリハリが大事です。よね??
まずは何をさせるか、というか、我が子は何ができるのか。
これまでの取り組みは、親が横について「わからない」と言われたり「問題を理解してないなー」と親が思ったらそれとなく答えが出せるよう促してました。
自力で頑張るというところを考えたら、我が子はこれまでその機会はなかった状態。
なので、教材選びは以下の項目をポイントにしてみました。
- 紙で行うもの(タブレットを学校に持っていけない)
- 自力でできる
- これまで取り組んだことのない内容
- 少しでも学校授業の先取り要素があるもの
- 同じ内容を繰り返す単純作業ではないもの
(計算ドリル、漢字書き取りなど)
こんな教材あるんかいな、と思いつつ探してみました。
新1年生の自習教材 候補
気になったものは資料請求をしました。
通信教育や市販の教材などです。
資料到着後、中身を精査しなくちゃいけないと思いつつ、なかなか動けず…すぎる時間。
そして迫りくる学童初日。
「初めての自習時間に何もやることがなかった」となってはいけませんので、重い腰を上げて内容確認、そして教材比較しました。
その1:Z会 小学生コース
国語・算数に加え、理科・社会につながる「経験学習」、デジタル教材「英語」「プログラミング学習」をセットで。
思考力をきたえるオプション講座もご用意しています。
学校とは異なるカリキュラムで幅広く学んでいきます。
学習科目 | 国語 / 算数 / 経験学習 / 英語 / プログラミング学習 オプション:みらい思考力ワーク |
---|---|
1日の学習時間 | 1年生の場合 10分程度(といっても子どもによる) 経験学習は1回2時間 |
提出物 | あり 月1回
国語・算数:各A3両面分(取り組み時間15分程度) |
月会費 | 【スタンダード】 月払い 4,620円・6ヵ月一括4,389円・12ヵ月一括3,927円 【ハイレベル】 月払い 5,060円・6ヵ月一括4,807円・12ヵ月一括4,301円 ※オプション選択により追加料金あり |
今のところ紙の教材がよいと考えているのでタブレットを使用しない小学生コースで資料請求してみました。
届いたらすごい量…
おためし教材だけでもこんなに。
「さんすう」の裏側に「こくご」がありました。
コース次第だと思いますが、この量ちょっと不安になりました。
とにかく内容を確認です。
Z会は毎日の取り組みと月1回の提出課題があります。
まず毎日取り組む方をお試し教材で確認。
Z会はすごく難しいという印象を持っていましたが、こぐま会でやっている内容が結構あります。
こぐま会、すごいじゃない。
このレベルなら一人でもできそうだなーと思ったのですが、経験学習という科目は月に1回2時間ほどかけて取り組むことになってます。
これは親と一緒に取り組むものなので、自宅で行う事必至。
国語でも「〇〇について家族と話してみよう」など、アクティブラーニング的な内容が散見されます。
ここまでで私の選ぶポイントとしていることとマッチしているか確認。
教材選びのポイント | 評価 |
紙で行うもの(タブレットを学校に持っていけない) | 〇 |
自力でできる | × |
これまで取り組んだことのない内容 | △ |
少しでも学校授業の先取り要素があるもの | 〇 |
同じ内容を繰り返す単純作業ではないもの (計算ドリル、漢字書き取りなど) |
〇 |
評価はそれほど悪くないのですが、自力で出来る内容ではないと判断しましたので…
自習には向きませんね。
そして提出課題が「国語・算数・経験学習」それぞれにあります。
これまでもそれなりに工夫して自宅学習をしていましたが、それができたのは自分たち家族のペースに合わせていたから。
Z会の量と内容だとやや負担が大きくなりそうな予感。
自習用と考えているので、自分で進度を決められる方がやりやすいかも。
採用を見送りましたが、資料請求に入ってたこちらのおまけ冊子が嬉しい。
お子さまが低学年の今だからこそ!
中学受験が気になったら読む本
新1年生向けの資料に入っているなんて、気が早い!と思っちゃいそうですが、3年生・4年生になってからじゃ遅いこともあります。
特に費用面で準備(計画性)が必要。塾だけではなく、合格したその先の授業料は結構なもの。
今から考えておくと慌てることも少なくなります。
そしてそもそも中学受験の目的について考えることを促す内容なので、受験するかどうかを自分で考えるきっかけとなりえます。
教材から副教材まで、中学受験を意識しているご家庭の自宅学習用にも充実の内容。
親も一緒に取り組む余裕があるならとても良い教材だと思います!
その2:ブンブンどりむ ワクワク入門コース
1年生から6年生までの見本が同封された資料が届きました。
カラフルな構成になっている見本をみた娘が、「これやるの?!」と興味津々に聞いてきました。
現在取り組んでいるこぐま会の「ひとりでとっくん」にも、作文要素のあるテキストがあります。
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この類が苦手なようで、もじもじもごもごしています。
振り返ってみれば私自身は作文もとより、国語が苦手すぎました。
特に作文は
「何を書けばいいか、どう書けばよいかわからない」
という状態でしたので、我が子がモゴモゴする気持ちが痛いほどわかります。
ただ、作文は書き方がわかればある程度は上達するものだな、とブログを書いたりしていて感じます。
元も子もない結論ですが、センスを問われる前の段階までは訓練です。
ブンブンどりむでは、マンガで子供心をつかみつつ例をふんだんに使って課題に取り組むよう促しています。
また、副教材に絵本がついてくるというのも良いなと思います。
そして知り合いにブンブンどりむに取り組んでいる先輩ママがいて、直接聞いてみました!
ブンブンどりむは多すぎず少なすぎずちょうどいいボリュームだと思う!
学校では作文が出来ると評価されて、本人も自信につながっているみたい。
一人で取り組める内容で基本1人で、たまにアドバイスする感じだよ。
とのことでした。
学習進度も管理できる「勉強カレンダー」がついてくるようで、それを使って自分でスケジュール管理をする練習をして欲しいなとも思いました。
内容もそれほど難しくない印象。
「すきなたべものは?」などの質問に答えながら、文章をつなげていくという易しいレベルなので、先輩ママの言う通り一人で出来そうです。
さて私の選ぶポイントとしていることとマッチしているか確認。
教材選びのポイント | 評価 |
紙で行うもの(タブレットを学校に持っていけない) | 〇 |
自力でできる | 〇 |
これまで取り組んだことのない内容 | ◎ |
少しでも学校授業の先取り要素があるもの | 〇 |
同じ内容を繰り返す単純作業ではないもの (計算ドリル、漢字書き取りなど) |
◎ |
取り組み時間が10分というのも良い!!
学校では必ず出てくる「作文」という課題を「先取り要素」として捉えました。
現状もじもじもごもごしている作文(お話づくり)に慣れ、そして文章がどういう構造で書かれているのかを理解し、自分でも言いたいこと考えたことが表現できるようになってほしいなと思います!
\\ 資料請求はこちらから //
中学受験を考えているなら低学年のうちから作文に慣れておくといいかも
その3:学林舎 成長するドリルシリーズ
学習科目 | 国語(書写) |
---|---|
1日の学習時間 | 特に設定なし。5~10分程度 |
提出物 | なし |
費用 | 1冊991円(税込み・送料別) |
こちら、同じ学林舎から出ている成長するドリルGT算数です。
資料請求したら、検討用としてまるまる1冊送られてきました。驚き。
※解答・解説などの付属品は含まれていませんでした。
内容を見たところ、ひとりで取り組めそうではありましたが、取り組み中のこぐま会ひとりでとっくんと比べたら字が多く、解答欄が小さ目です。
さすが小学生用、という印象でした。
どうかなーと思ったので、夫にも見てもらったところ
ということでした。
内容はこぐま会と似ている部分がありますが、文章を読む必要があり理解できるか微妙。
そこで、同じく学林舎が出しているこちらの教材のサンプルを請求してみました。
成長するドリル いきることば
教材の説明は上の通りなのですが、続きがあります。
「いきることば」では、答え合わせはありません。子どもたちのことばのイメージを広げることを目的としています。「ことば」のイメージ力がある子どもは、自然と表現力が広がります。
そうなんです、書き写し教材で、しかも関連する漢字が学年を超えて出てくるのです。
書き写しというか、なぞるだけ。
書き写して覚えるのか?とも思ってしまいますが、イメージが出来るようになればそれだけで良し。
また、書き写す能力が重要ということがこちらの本に書かれていたので、その能力強化にも期待。
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そしてプリントに出てきた漢字は、国語の授業で習ったときに「これ知ってる」程度に覚えられればいいかなぁ。
さて私の選ぶポイントとしていることとマッチしているか確認。
教材選びのポイント | 評価 |
自力でできる | ◎ |
これまで取り組んだことのない内容 | ◎ |
少しでも学校授業の先取り要素があるもの | ◎ |
同じ内容を繰り返す単純作業ではないもの (計算ドリル、漢字書き取りなど) |
◎ |
紙で行うもの(タブレットを学校に持っていけない) | ◎ |
小学生の場合は特に“考えて学習”することが経験的に少ないといえます。その場合に“考えて学習すること”準備として“読んで・書く”というトレーニングがひとつにあります。その教材としていきることばは最適の教材といえます。
引用:学林舎公式サイト
公式サイトの教材説明ページに、この説明が書かれていました。
考える学習への導入として使ってみようと思います!
まとめ 自習におすすめはブンブンどりむと成長するドリル
今回3つの教材を取り寄せて検討しましたが、どれも充実の内容で悩みました。
Z会は「できる子がやるもの」というイメージがあるので、教材を検討する際はつい資料請求してしまうのですが、サポート量の多さに親がやる前から挫け、採用に至っておりません。
その通り、親次第で子どもは成長するのです。
今回は自習用として探していたこともあり、Z会以外を採用しました。
採用した「ブンブンどりむ」も「成長するドリル」も、自習の時間に取り組むものです。
子どもが自分で取り組む力を見るにも良い機会になりそうです。
日々のタスクはある程度管理しつつ、学童の時間も有効に活用できたらいいなと思っています!
3歳11カ月からログを取り始め、これまで記事にした月の一覧です。
我が家が取り組み中のおうち英語についてはこちらからどうぞ!
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