くもんを休会しようか悩んでいるふじめぐです。
といっても、わが子が受講しているのは「こくご」のみ。
くもんの算数についてはなかなか手を出す気になれていません。
というのも身近にこういった話があるから。
”辞めたい習い事ナンバー1”だよ…
そして、これを覆すほどの良い話を聞けていません。
体験者である保育園の先生から「公文の算数はやってて良かったですよ」と聞きましたが、まだお勉強要素が強すぎる印象も持っているので敬遠しています。
とぼんやり考えていたら、ちょうど良さそうな方法を見つけました。
算数の計算はいつからはじめる?
そもそも私は算数や数学に苦手意識を持っていました。
教えられた部分は出来るが、応用問題になると手が出ない。
これって基礎がわかってないってことなんですよね。
なので、一時期はこう思っていました。
なので、娘が赤ちゃんの頃は、「未就学児で公文の計算問題のプリントが出来るなんてすごい!」と単純に思っていました。
いや、今でもすごいと思います。
ただ、少ないなりに子育て関連の本やネット情報を読んでいるうちに、
と知りました。
もちろん子どもの性格に合っているかなど、取り組みの根本的な部分はそれぞれあるにしても、計算問題で自信をつけても上手く勉強を進められないことがあると理解できました。
ボーク重子さんの著書、「世界最高の子育て-全米最優秀女子高生を育てた教育法-」でこう書かれていました。
小学校3年生になるまで宿題はゼロ。教科書もありませんでした。それでも私は日本で生まれ育った母親です。九九も教わらない娘が「他の子に遅れをとっている」ようで心配になり、先生に相談したところ
「人よりも早い時期に速く計算ができるようになることがそんなに大事なの?」
と逆に質問されてしまいます。
出典:世界最高の子育て-全米最優秀女子高生を育てた教育法-
特に印象に残った部分を抜き出しましたが、計算問題が出来ていてもその他の事が欠けていたら将来躓く可能性が高くなるということが理解できました。
そしてボーク重子さんの娘さんのスカイさんは、早いうちに計算が出来る様になる教育を受けていませんが、全米最優秀女子高生になりました。
「スカイさんが特別」と考えられることもありますが、著書の中では同窓生も優秀だと書いてありましたので、幼少期に計算能力を鍛えることが重要ではないんだなとわかりました。
はい、感化されやすいのです。
でも、自分自身の体験でもそう思います。
自分の小学校時代に100マス計算などで速さを競うようなことがありました。
ですが、その後その速さが役立ったかというと…疑問。
テスト中に速く計算できたとしてもミスも多々ありましたし、社会に出てからは計算は電卓・PC任せ。
と思うようになりました。
何事も土台が大事。
ここを鍛えれば、頭脳だけでなく心も折れにくくなるのでは?!と過度の期待を持って、算数の導入を計画。
ということで、私はこうします。
いろんな土台が出来てから!
早速調べてみると、算数に関する本が手軽に入手できることが判明!
図書館の蔵書を検索して、とりあえず借りたものからご紹介します。
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「はじめてであうすうがくの絵本」安野光雅
(2024/10/10 22:40:09時点 Amazon調べ-詳細)
算数・数学関連を図書館ではじめて借りたのがこちら。
ネットで高評価だったことと、絵のタッチが好みでした。
対象年齢は4歳からなので、ちょうど4歳の娘にもいいかなと試してみました。
最初に読んでみたとき、「これってすうがく?」と思います。
共通点を探したり、どちらが大きいのかなどを考えていくんです。
数学のイメージが覆る!
面白いです。
ただーし!なかなかの難易度。
お休み前の読み聞かせには向きませんでした。
最初の数ページはとっても簡単なのですが、読み進めると文字も多くなります。
「どこに何の色の何が入るか」を考えたりするので、遊びのひとつとして取り入れる方がいいです。
コピーして、書きこめるページを用意しておくのが良さそうです。
図書館で借りた後、楽天ブックスで購入してあるので土日の家遊び中に取り入れる予定です!
「さんすうだいすき」遠山啓
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こちらは先日図書館で娘が「これ借りる」と数冊持ってきたシリーズもの。
自分でこの本を選んできたのでビックリしました。
文字が少なく読みやすく、子どもが親しみやすい絵です。
最初に出てくる大きさ比べは、
「大きさの違う絵が2つあります。子どもが持っているボールはどちらが大きいですか」
と、幼児にはちょっと難しい問題になっていました。
娘はもちろん間違えていましたが、どう説明したら理解できるかな…。
はじめてであうすうがくの絵本と同じように、「どこに何の色の何が入るか」を考えたりする問題もあります。
こちらは当てはめる絵が予め描いてあるのが違う点。
コピーをとったらカードにしてあげると、子どもには取り組みやすく、理解が深まりそう。
対象年齢が3歳からなので、あちらより易しく出来るようになっている印象。
こちらの方が4歳児の食いつきが良いので、こちらを揃えていくか迷うところです。
公式サイトで詳しい紹介が見られます。
→さんすうだいすき 商品紹介ページ
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「チャイクロ」高田恵以
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これはまだ実物を見たことがないのですが、かなり気になっています。
文字で引き算をするという発想がありませんでした。
これは子供でも楽しんで出来そう。
紹介した2つにもあった「どこに何の色の何が入るか」を考える部分は五十音で表しています。
これも違ったアプローチ。
実物を見たいのですが、市内の図書館に蔵書がありませんでした。
本屋さんでチェック予定です!
まとめ
幼児期の算数の導入について考えましたが、いかがでしたでしょうか。
絵本を読むだけでなく、コピーやらカード作りやら、工夫すべき点はいろいろありそうですが、絵本があるだけで取り入れやすさが違いますよね。
子供の理解度も深くなりそう。
前述のとおり、我が家は「計算をすること」はゆくゆく出来るようになればいいと思うようになりました。
計算が出来ることが目的ではなく、方法として計算があるという状態にしたいです。
算数の概念を算数と感じない方法で親しむことが出来るのはとってもいいなと、今回紹介した絵本でいろいろやってみようと思っています。
4歳児が気に入っているのは「さんすうだいすき」のシリーズ。
母が気に入ったのは「はじめてであうすうがくの絵本」です。
導入するなら「さんすうだいすき」になりますね。
親の子のみより、子どもの興味が最優先ですよね!
ちなみに恐竜好きな子にはこちらがあります。
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恐竜だけに、数えるものが獲物。残酷だと感じる個所もあるようですが、レビューは概ね好印象です!
紹介した絵本のリンクはこちら。
購入者のレビューは参考になります!
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